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30代夫婦はベッドや布団が別の方が仲がいい

日本人の平均睡眠時間は歳を重ねるとともに年々減少していきますが、30代前半を過ぎた頃を境にその時間が顕著に変化していきます。
その原因は男性は特に30代から社会的に責任あるポジションに就き、仕事に費やす時間が増えることで思うように睡眠時間が確保できず、女性は子育ての真っ只中であることが背景にあります。

さらに40代50代を迎えると男女ともに更年期に入り、思うように睡眠が取れず悩まされることがあります。
歳と共に体力は低下するものの、睡眠に代わるものがないためぐっすり眠って体力を回復できない日々の積み重ねは健康を害することに直結します。
30代からは特に日々の睡眠の質が問われるようになり、睡眠時間も必然的に短くなることを念頭に毎日の睡眠環境を見直すべき年代です。

まずベッドを夫婦で共有している場合、いくら広いベッドであってもマットを通して相手の寝返りや動きによって目を覚ましてしまうことが考えられ、子育てや仕事で睡眠サイクルが異なる場合には相手を不必要に起こしてしまうことがあります。
また眠りたい時に至近距離でいびきに悩まされることは夫婦間でかなりの苛立ちを与えてしまったり、掛け布団を共有することは季節によって奪い合うことにもなるため、いくら相性のいい夫婦であってもこれらの苛立ちの積み重ねは知らないうちにストレスとなり良好な睡眠の質も夫婦関係も保たれなくなります。

夫婦での理想的な睡眠環境は、独立したシングルベッド以上のスペースを個々に確保し楽に寝返りがうてること、お互いの動きで振動を起こさないよう独立した布団で眠ることです。
さらに独立したシングル布団であれば体感気温の違いによって掛け布団のボリュームも好みに応じて調節が可能で、夫婦間で適度な距離を保てるためいびきによる不快感も軽減されます。

快適に楽に眠れることは心身のリラックスになるため、敢えて距離を置くことで夫婦が仲良く過ごせるという逆の発想を試してみることも大切です。

寝室を分けてはだめ!コミュニケーション不足に

いくら別の布団で寝るのが睡眠のために良いからといって、寝室まで別々にすることはおすすめできません。
就寝時間が違っても同じ空間で過ごすことで適宜声をかけたりスキンシップなどのコミュニケーションをとることは夫婦仲にとって非常に大切なことです。

別々の部屋で過ごす時間があるとそれが当たり前になり、歳を重ねるほど相手に興味を示さなくなれば愛情も減少し夫婦ではなく同居人となってしまいます。

たとえ相性が合わなかったり夫婦喧嘩をした時にも、同じ部屋で寝起きすることでコミュニケーションのきっかけが生まれ、仲直りすることもできます。
眠る前に今日一日のことを語り合ったりとリラックスする時間を共有できます。

また若い年代にはそれほど心配ありませんが、歳を重ねると睡眠中の体調の異変は夫婦間でなければ気づくことができません。
いびきや歯ぎしりがひどい、無呼吸になっているなどはストレスの度合いや身体の不調などから起こりますが、本人が気づいていないこともよくあります。
他人に指摘されることで早期に医療機関にかかるきっかけにもなり、同じ寝室で眠ることは以前と違うことにも気づき合えるという大きなメリットがあります。

そして小さな子どもがいる夫婦の場合、赤ちゃんの夜泣きがひどいからと夫だけが違う部屋で眠るケースも有り得ます。
これは夫の睡眠時間の確保には貢献していますが、妻が母親として苦労している場面や育児で孤独を感じる場合でも夫が認識することができず、妻への心身のケアが足りない場合には夫への不満感が溜まってしまいます。

夫婦のコミュニケーションを重視しストレスがかからない距離が保たれた環境であり、同じ空間で過ごすことは最も良好な夫婦関係を築く寝室づくりといえます。

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